
原因を追求した診察と治療へのこだわり
診療のご案内
再生医療×足病学
ひざの痛みの原因は複雑です。だからこそ、原因や必要な治療はしっかりとご説明いたします。
変形性ひざ関節症は、その人の全身・足部のアライメント、関節の可動域、体重、日々の歩行時間、筋肉の量や質、腱の柔軟性などのさまざまな要因が重なり、年月を経て発症します。O脚かX脚かによってひざの軟骨の削れ方や痛みの出る場所も異なります。
当院では、米国足病外科医師の治療の指導を受け、ひざに負担を与えるさまざまな要因を、下肢アライメントや歩行にも着目し、足病学的な視点を持って診療をして参ります。
今までの治療に満足されていない場合、原因に合った治療を再度検討するタイミングかもしれません。長年お悩みの方、まずはお気軽にご相談ください。
なぜ足病学的な視点が必要なのか
足病学は、足部を中心とした下肢を専門的に治療する診療科であり、米国を中心に発展してきた学問です。足は多くの関節・筋肉・腱・神経があり、歪みの程度や足の特性は人の顔つきが異なるほどに違うと言われています。
人は、体に歪みがあったとしても他の部位で歪みをカバーして、立ったり歩いたり走ったりすることができます。変形性関節症の患者さまの中には、こうした歪みの程度と関節への代償が大きかったことで発症しているケースがあります。また、こうした患者さまの場合、足関節や股関節といった別の関節を痛めてしまうリスクもあります。
関節疾患は寝たきりの要因にも大きく関係しています。そのため、将来的な関節疾患のリスクも考慮しながら診察をさせていただくことで、患者さまの健康と生活の質向上、フレイル予防について少しでも支援できればと考えております。
症例検討(準備中)
対象疾患
治療内容


足底板療法(インソール)(準備中)

幹細胞培養上清治療(準備中)

自費検診(準備中)

自費リハビリテーション(準備中)
実施可能な検査

単純X線検査
身体にX線を照射し、透過したX線を画像にします。胸部では肺や心臓、血管、骨などを観察します。

血圧脈波検査(CAVI)
血圧脈波検査はCAVI検査とも呼ばれ、下肢の血管全体の弾性を調べることができる検査で、動脈硬化が進行している方の場合に、数値が高く出ます。ABIとCAVIは同時に測定することができるため、両方の数値を確認し、動脈硬化の進行をチェックします。

エコー検査(超音波検査)
血管のエコー検査では、動脈硬化がどの程度進行しているかを診ることができます。血流のパターンを観察し、閉塞(血管が詰まった状態)や狭窄(血管が細くなっていたり詰まりそうな状態)を調べます。

骨密度検査
骨を作っているカルシウムやミネラル等の量を測るための検査です。これらの成分が不足してくると骨がもろくなり、骨折しやすくなります。骨粗鬆症は初期は自覚症状がほとんないため、骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことが重要です。

足関節上腕血圧比(ABI)
足関節上腕血圧比はABI検査とも呼ばれ、足首と上腕の血圧比を測ることで、脚の動脈硬化を調べることができる検査です。
足の血圧が腕の血圧より低い場合、動脈硬化が進行し、足の血流が滞っている可能性が考えられます。

心電図
心電図は拍動時の電気の流れを測り、心臓が正常に動いているかを確認する検査です。不整脈や心肥大、虚血性心疾患といった心臓の異常を発見することができます。